生地の難燃性

劇場での使用に適した生地を見つける際の主な関心事は、難燃性です。多くの材料は工場から難燃剤として出荷されます。他のものは後で治療できます。さらに、主に合成繊維や金属を含むものなどは、まったく防炎加工ができません。

FR/難燃性

FR ファブリックは、当初は難燃性とはみなされていない糸で織られています。織物製品は難燃性を与えるために浸漬によって難燃性化合物で処理されます。難燃性化合物は繊維の外側に付着しますが、水溶性です。材料を塗装、洗浄、またはドライクリーニングすると、化合物が除去され、難燃性が失われる可能性があります。過度の湿度でも時間の経過とともにこの影響が生じる可能性があります。生地の裏側に防炎加工液をスプレーすることで生地を再度防炎加工することができます。状態を確認するために年に一度のフィールドテストをお勧めします。

IFR / 本質的に難燃性

IFR ファブリックは、追加の処理を行わずに NFPA 701 テストプロトコルに適合するポリエステル糸から製造されています。これらのファブリックは、素材の耐用年数にわたって IFR 特性を維持すると予想されますが、これを保証することはできません (詳細)。時間、湿度、過度の塵や汚れなどの使用条件は、難燃性能に悪影響を与える可能性があります。状態を確認するために年に一度のフィールドテストを強くお勧めします。

DFR / 耐久難燃性

DFR ファブリックは、ある程度の難燃性を備えた糸で織られていますが、NFPA701 テスト プロトコルを満たすには必ずしも十分ではありません。この素材は、表面に付着するのではなく、繊維組成物と化学的に結合する化学薬品で処理されています。この化学物質は水溶性ではないため、長期間の洗濯やドライクリーニングに耐えることが期待されます。ただし、IFR ファブリックと同様に、時間、湿度、過度の塵や汚れなどの使用条件が難燃性能に悪影響を与える可能性があります。状態を確認するために年に一度のフィールドテストが推奨されます。

NFR・非難燃性

NFR ファブリックは、難燃性ではない糸で織られています。治療を受けていないか、治療できません。